SDGsの12番「つくる責任つかう責任」そして13番「気候変動に具体的な対策を」など5つの目標に向けた取り組みを紹介します。

こちらのスプーンやフォーク、おもちゃなどの商品、実は、おコメと樹脂を混ぜた「ライスレジン」というバイオマスプラスチックで作られた製品です。

コメと言っても使っているのは、資源米と呼ばれる“食べないコメ”です。
こちらの製品は、11月末から福島県浪江町で製造が始まってます。
二酸化炭素の排出抑制などに期待が持たれる次世代プラスチックを取材しました。
バイオマスレジン福島・今津健充社長「こちらが新しく完成したライスレジンの工場です」
11月30日に浪江町で稼働を開始した「バイオマスレジン福島」の工場。

製造しているのは、次世代プラスチックとして注目集める「ライスレジン」です。
その名の通り、原料にはコメが使われています。

「ライスレジン」は、コメと石油系樹脂を合わせたバイオマスプラスチックで、原料の一部を植物由来にすることで、二酸化炭素の排出を抑えることができます。

コメを使ったプラスチック。どのように作られているのか気になる製造工程を見せてもらいました。