福島第一原発の処理水について、東京電力は29日、今年度4回目となる海への放出を完了したと発表しました。

東京電力は9月11日から福島第一原発にたまる放射性物質・トリチウムを含むアルプス処理水の海への放出を開始していて、29日正午ごろ完了しました。
今年度4回目、通算で15回目となった今回は、およそ7800トンの処理水を放出したということです。

東電では今年度、およそ5万4600トンの処理水を7回に分けて放出する計画で、これで今年度は残り3回となります。