埼玉県の女性から現金をだましとるなどの罪に問われている「トクリュウ」グループの男2人の初公判が25日に行われ、2人は起訴内容を認めました。
詐欺などの罪に問われているのは、福島市の会社役員・羽根田治被告と、飲食店経営の松浦毅司被告です。起訴状によりますと、羽根田被告らは今年4月、市役所の職員などを装い、埼玉県の70代の女性から現金100万円をだまし取ったなどとされています。
福島地裁で行われたきょうの初公判で2人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
その後の冒頭陳述で、検察は「羽根田被告が、松浦被告に詐欺の実行役を探すよう依頼し、その後、松浦被告は自身の店を手伝っていた少年に実行役を担わせた」と指摘しました。次の裁判は、来月16日に行われます。