おととし、着用が努力義務化された自転車用ヘルメットについて、福島県内の着用率は27%で、全国で11番目の高さだったことが分かりました。

自転車に乗る際のヘルメットは、おととし4月から、着用が努力義務となりました。警察が今年6月に全国で調査を行った結果、県内の着用率は27%で、去年より8.8ポイント増えました。全国平均の21.2%を上回り、順位も14位から11位に上昇しました。

地域別でみると、最も高かったのはいわき市の72.9%で、警察はヘルメットの着用を校則にした高校が多いことが要因と分析しています。

一方で、福島市、郡山市、会津若松市では、いずれも20%を下回っていて、地域によってばらつきがあることから、警察では今後も啓発活動を続けていきたいとしています。