12日未明、福島県会津若松市のパチンコ店で、男が従業員を拳銃のようなもので脅し、現金およそ2800万円を奪った強盗事件で、警察は13日までに、事件に関わった疑いで男2人を逮捕しました。

強盗の疑いで逮捕されたのは、自称・福島県桑折町の専門学校生の男（19）と、宮城県多賀城市のアルバイト従業員・村山廉容疑者（21）です。

警察によりますと、2人は共謀し、12日午前2時前、会津若松市のパチンコ店に
押し入り、拳銃のようなもので20代の男性従業員を脅して現金およそ2800万円を奪い、逃走した疑いが持たれています。

警察は、防犯カメラの映像などから2人の犯行を特定し、12日午後に19歳の男を、13日午前に村山容疑者を逮捕しました。19歳の男が実行役、村山容疑者が運転手と見られています。

男は店の裏口から侵入し、拳銃のようなものを持って「金庫どこだ、開けろ」と脅し、金庫から金を奪ってバッグに入れ持ち去ったということです。拳銃のようなものは偽物で、おもちゃの可能性が高いということです。

警察によりますと、19歳の男は容疑を一部否認し、村山容疑者は否認しているということです。