今年11月に開幕する東京2025デフリンピック。大会をPRするキャラバンカーが。福島県内での巡回最終日を迎え、12日に福島市に到着しました。
福島市にやってきたキャラバンカーは、東京デフリンピックを多くの人に知ってもらおうと全国各地を回っています。5日には郡山市で出発式が行われ、1週間かけて会津から浜通りまで県内各地でPR活動を行ってきました。

最終日の12日は、JR福島駅前でイベントを行い、子どもたちが手話を体験したり、指文字のハンコで自分の名前を覚えたりして、耳が聞こえない・聞こえにくい人への理解を深めました。

記念のセレモニーでは、惜しくも今回は出場を逃した福島市在住のデフアスリート、西戸湖乃華選手と林さつき選手が、4年後への抱負と、今大会の応援を呼びかけました。
西戸湖乃華選手「デフリンピックでは福島県として応援する立場なので、一緒に盛り上がっていきましょう」
これに対し木幡市長は、「大会が大いに盛り上がるように応援していく」とエールを贈りました。東京2025デフリンピックは、今年11月15日に開幕し、サッカー競技は県内のJヴィレッジで行われます。
