熱戦が続く夏の甲子園。福島県代表の聖光学院は12日、初戦で惜しくも山梨学院に敗れました。1人で125球を投げ切ったエースは「こんなにもすばらしい仲間と野球できたことに悔いはない」と胸を張りました。

伊藤大貴記者「悲願の日本一へ、1塁側の応援席は熱気に包まれています」

4年連続20回目の夏の甲子園出場となった県代表の聖光学院。初戦の相手は、おととしの春のセンバツで優勝した山梨学院です。先発のマウンドを託されたのは、エースの大嶋哲平。そのピッチングをスタンドから見守るのは、2歳年上の兄・颯太さんです。

兄・颯太さん

颯太さんは、小中高と弟とバッテリーを組み、聖光でも1年間チームを共にしました。

大嶋投手の兄・颯太さん「普段はかわいい弟だけど、野球の舞台に立ったらしっかりしていて、すごく誇らしい弟。同じ道を中学高校と進んできて、こういう舞台に立てたのは野球をやっていて良かった」