サッカー明治安田J2のいわきFCは、上位ジェフユナイテッド千葉と対戦し、厳しい展開となる中、新戦力が躍動しました。

14位のいわきの相手は、2月の開幕戦で敗れた2位の千葉です。先手を取ったのはいわきでした。前半43分、細かいパス回しから、決めたのは柴田壮介。柴田の今シーズン初ゴールでいわきが先制します。

1点リードで迎えた後半は苦しい展開となります。後半24分、千葉に同点に追いつかれると、その6分後には3年前までいわきに在籍していた日高大に、直接フリーキックを決められ、勝ち越しを許してしまいます。

流れが千葉に傾く中、新戦力がチームを救います。頭で押し込んだのは、J1の町田から、7月に加入したばかりの深港壮一郎。加入後初めての試合で早速活躍を見せます。

その後は両チーム得点を狙いますが、スコアは動かず2対2の引き分け。いわきはアウェイで上位から貴重な勝ち点1を獲得しました。

いわきFC・深港壮一郎選手「本当は勝ち点3が取りたかったが、最低限の勝ち点1だと思うし、これが無駄にならないように次の試合に備えたい」

いわきは13位に浮上しましたが、J3降格圏内の18位との勝ち点差は5で、まだまだ油断ができない状況は続きます。いわきは8月10日、ホームに8位のジュビロ磐田を迎え撃ちます。

一方J3で12位の福島ユナイテッドFCは中断期間後、8月16日にホームで3位の栃木シティと対戦します。