30日、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した地震の影響で太平洋側の広い範囲に津波警報が発表され、福島県内では、相馬で70センチなどの津波を観測しました。津波警報は30日夜に注意報に切り替えられ、31日午後4時半にすべて解除されました。

福島県によりますと、これまでに人への被害などは確認されていないということです。この津波を受けて県は30日、いわき市と広野町、そして新地町に災害救助法を適用することを決めました。これで避難所の設置費用などは、国や県が負担することになります。