157年前の7月29日、戊辰戦争で命を落とした「二本松少年隊」を追悼する墓前祭が営まれました。

「二本松少年隊」は、戊辰戦争の時にふるさとを守ろうと13歳から17歳の少年を中心に結成された部隊で、157年前の7月29日、16人が戦火に散りました。

営まれた墓前祭には、少年隊顕彰会の三保恵一二本松市長などおよそ100人が参列しました。あいさつに立った旧二本松藩の18代当主丹羽長聰さんは、少年隊を中心に二本松がますます発展することを願っていますと呼びかけました。

旧二本松藩18代当主・丹羽長聰さん「あんなに悲惨なことはもう二度と起こしたくないので、それを肝に命じて精進していきたい」

そして、参列した人たちが焼香を行い、若くして散った少年隊を追悼するとともに、今も世界で戦争が続く中、平和の尊さに思いをはせていました。