突然ですが「水素ツーリズム」という言葉を聞いたことがありますか?水素を燃料とするキッチンカーや、水素発電によってお湯を沸かす宿泊施設など、新たなエネルギーとして様々な場所で使われてきている水素を体感するツアーのことです。6月に、福島県浪江町で行われたこのツーリズムに密着しました。
郡山市にある旅行会社「孫の手トラベル」。全国でも珍しい、水素への理解を深める「水素ツーリズム」を数年前から手がけています。
孫の手トラベル・山口松之進社長「原発事故があって、エネルギーの問題は考え直さないといけない。インターネットで十分学べると思うが、それ(水素)がなぜ必要なのか、どのように生まれるのか、現地に行くことによって肌で感じることが大事」

人が自然とどう関わり、今後のエネルギーをどうするのか。参加しやすい「旅」のなかで、現代社会が直面する問題に関心を寄せてほしいと話します。
山口社長「触れて楽しんで未来への希望を持っていただくような時間を過ごしてほしい」