地域活性化、物流効率化に期待

今回開通した大熊町の町道東67号線は、役場や復興公営住宅がある大川原地区と国道6号を結ぶおよそ4.7キロの道路です。これまで町道の一部は帰還困難区域に入るため、ゲートで閉ざされていました。

ただ、10日から、政府の「特別通過交通制度」が適用され、通行証が無くても自由に通ることができるようになりました。今は町民の多くが大川原地区に住んでいるため、国道6号に行きやすくなると利便性の向上、そして地域交流の活性化が期待できます。

さらに、町の担当者によりますと「開通前に使われていたう回路は車がすれ違えないほど狭かった。今回は道も新たに新設されて2車線になり、大型のトラックなども通行できるため物流の効率化にもつながる」と期待しています。