今年、県内で発生した、SNSを使った投資やロマンス詐欺の被害額は4月末(まつ)までの時点で4億円を超えたことがわかりました。
「SNS型投資・ロマンス詐欺」はSNSを使って嘘の投資話を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金をだまし取るものです。県警察本部によりますと、4月末までに県内で発生した被害の件数は42件で、去年の同じ時期に比べて18件多く、2倍近くに増えています。被害額は4億485万円と、4億円を超えました。
被害者の年齢別の内訳は、65歳以上の高齢者はおよそ1割で、20代から50代が8割ほどを占めています。
県警はSNSやアプリで知り合った相手からお金の話をされたらまず詐欺を疑い警察に相談するよう呼びかけています。