4月1日から始まった「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン」。3か月間で1500万人の誘客を目指すキャンペーンを盛り上げようと、5日と6日は、福島県内各地でイベントが開かれました。
5日、JR郡山駅に集まった県内の観光関係者たち。1日から始まったふくしまプレデスティネーションキャンペーン(DC)を盛り上げようと、式典が行われました。

内堀知事「福島に来て見て食べて幸せの風を感じて、笑顔の花を広げていただけるよう心を一つに福島の観光を盛り上げていきたい」

このキャンペーンは、来年4月から始まるふくしまDCに先立って行われるもので、県やJR東日本などが連携しておよそ280のイベントを企画し、観光客を呼び込みます。期間中は、観光列車「SATONO」など県内を通る臨時列車が282本運行します。
JR東日本東北本部・戸田慶介さん「大きな窓で、磐越西線をはじめさまざまな福島の景観を楽しめる列車となっているので、ぜひプレDC期間にご乗車をお願いします」
一方、キャンペーンを盛り上げようと「勝手に応援歌を作る」企画も。
6日に喜多方市で開かれたのは、「ふくしまデスティネーションキャンペーン勝手に応援歌~喜多方編」の選考会です。
山形屋・瓜生泰弘社長「喜多方からふくしまDCのエンジンをかけて盛り上げて、それには音楽が必要」

応援歌は全国各地から21曲の応募があり、6日は1次選考で選ばれた5曲が披露されました。そして、その中から、東京都から応募したみほりょうすけさんの「あいばせの風」がグランプリに選ばれました。
TEAMエンターテインメントきたかた・高橋恒弘事務局長「来ていただいた観光客の方々にも聞いていただき、さらに喜多方がこの曲によって好きになったり、思い出ができたりするように流させていただきます」
グランプリに選ばれた曲は、喜多方市内のイベントなどで流れるということです。

スタートから盛り上がりを見せているプレDCは、6月末まで開催され、1500万人の誘客を目指します。