3月に福島県いわき市で県立高校の男性講師が送別会で飲酒した後、車を運転して単独で事故を起こし、今年度の講師としての採用が見送られたことがわかりました。

福島県教育庁によりますと、3月26日午後11時ごろ、当時、県内の県立高校に勤務していた20代の男性講師が飲酒した後、自家用車を運転し、いわき市内の国道で単独事故を起こしました。元講師は全身を打撲するけがで入院中で警察が任意で捜査しているということです。当日、元講師は勤務先の県立高校の送別会と二次会に参加して飲酒していました。福島県教育庁は元講師が勤務していた県立学校や市町村は明らかにしていません。

元講師は、2025年度も県内の公立学校で講師として勤務する予定でしたが、福島県教育庁は飲酒後の運転事故を受けて採用を見送りました。
福島県教育庁は「昨年度多くの懲戒処分案件があって総力で不祥事の根絶に取り組まなければならい中で起きてしまい、遺憾であると言わざるを得ない。再発防止と信頼回復に全力を尽くす。」と話しています。