いまにも咲きそうなサクラのつぼみ。2日も雨が降り、福島県内は花冷えとなりました。サクラの標本木がある福島市の信夫山公園には、2日も気象台の職員が訪れ、開花状況を確認しました。

福島地方気象台・石井邦男気象情報官「昨日よりは少し開いているが、まだ1輪も咲いていない状況は変わらない。昨日今日と真冬並み、気温が少し下がったのでその影響もあると思う」

末永万智アナウンサー「福島駅前は雨が降り続いていて、ひんやりとしています。気温計は8℃と今日も1ケタとなっています」

2日の県内は、低気圧や湿った空気の影響で、1日に引き続き冷たい雨が降りました。日中の最高気温は白河で9.1℃、福島で10.1℃など、真冬並みだった1日よりは高くなったものの、平年より6℃前後低くなりました。

季節はずれの寒さは2日までで、3日からは気温が上昇し、気象台によりますと、サクラの開花の可能性も高まるということです。

福島地方気象台・石井邦男気象情報官「明日(3日)もう少し気温が上がるので、開きかけているのも数輪あるので、天候次第で開けば開花となる」

平年は、4月7日に開花する福島のサクラ。3日に一足早い開花発表となるでしょうか。