福島県内から2024年に行われた輸出のうち相馬港からの輸出額は約768億円で過去最大となったことがわかりました。
横浜税関小名浜税関支署によりますと2024年に福島県内の港からの輸出額は1502億円あまりでした。
これは一昨年に比べ約166億円上回り、率にして12.4%の増加となりました。このうち相馬港からの輸出額は約768億円で一昨年を154億円上回りこれまでで最も多くなりました。
これはアメリカやイギリス向けの車両用のエンジン、原動機の輸出が増えたためで相馬港の輸出の95%を占めています。また小名浜港の輸出額は734億円あまりで一昨年より増えたものの相馬港を下回りました。
輸出の増加は円安などが背景にあるとみられています。