福島市で初めてとなる義務教育学校が、4月に開校するのを前に、校舎がお披露目されました。

福島市では、松川地区にある下川崎、金谷川、松川の3つの小学校と、松陵中学校を「松陵義務教育学校」として再編し、4月に開校します。それを前に28日、校舎や教室がメディアに公開されました。

末永万智アナウンサー「旧松川小学校の校舎と新しい校舎は渡り廊下で繋がっていて、全学年が交流しやすい造りになっています」

1年生から4年生までが旧松川小学校の校舎で、5年生から中学3年生にあたる9年生までが、新しい校舎で学びます。新たな教室は窓を大きくし、光を取り入れた明るい雰囲気にこだわったといいます。

義務教育学校では、小学生のうちから中学校の勉強を先取りするような柔軟な教育や、進学の際に環境が変わることへのストレスを緩和する効果などが期待されています。開校式は、4月7日に行われ、およそ800人の子どもたちが、新たな環境で学校生活をスタートさせます。