福島市のバウムクーヘン専門店がお寺の中にカフェをオープンすることになりました。看板メニューは…。
福島市小田にある陽林寺。本堂の横に新たにオープンする「寺カフェ」は、自然に囲まれた空間で癒しの時間を提供したいと、バウムクーヘン専門店の「バウムラボ樹楽里」が始めました。
看板メニューはバウムクーヘン…ではなく、米粉で作った「創作そば」。なぜ、バウムクーヘン専門店がそばを提供するんでしょうか?
丸福織物・齋藤陽一社長「ずっと福島の米粉にこだわったグルテンフリーのバウムクーヘン店を営んでいるが、もっと多くの方にバウムクーヘン以外のグルテンフリー食品を提供できるんじゃないかということで、今回チャレンジした」
小麦などに含まれるたんぱく質の一種、「グルテン」が入っていないグルテンフリーの食品は、小麦アレルギーの人だけでなく、健康志向の人にも支持されています。
カフェで提供される麺は、福島県産米を使用した米粉の「グルテンフリー麺」。こちらは、鶏ガラスープに伊達鶏が乗っている、県産食材をふんだんに使った一品です。
末永万智アナウンサー「伊達寺巣そばいただきます。麺がもちもちですね!鶏のだしのうまみがよく絡んでいて、さっぱりしているけどコクもある」
カフェのメニューには、ピザも。米粉の生地に福島牛が乗っていて、こちらも県産食材の魅力が詰まっています。
齋藤陽一社長「福島生まれなので、福島の米が大好き。この店舗を含めてどんどん広めていきたい」
今はカフェの窓から見える雪景色がきれいですが、寺にはおよそ5000株のアジサイが植えられていて、アジサイの季節はよりきれいだということです。カフェは、3月10日にグランドオープンします。