人間の生身の体を使った芸術、それが「演劇」です。
「演じてて自分じゃない誰かの心として、自分の体を使って演じる。」
「のりうつっている感覚、2人分生きているイメージ。」

福島南高校、演劇部。

体を鍛え、声を鍛え、イマジネーションを鍛えます。

高校生の「リアル」と「フィクション」。
福島南高校、演劇部が目指す「虚構の世界」。

「舞台には宝物がある」。

自由な校風のもと 、バイタリティー溢れる人材を育んでいる福島南高校。
演劇部は部員8人。

去年の県演劇コンクールで最優秀賞を獲得、東北大会でも優良賞に輝きました。

この日は、4月に予定されている自主公演に向けての稽古です。
開始早々、入念に肉体を鍛えます。
様々な動きを表現する役者にとって、筋力と柔軟性は重要なのです。

そして発声。

実際に動きと表情をつけて稽古。

上演する自主創作劇は『この舞台の、かたすみに』。
若者たちの葛藤と成長を描く作品です。

そして舞台を陰で支えるのが、大道具や衣装、照明や音響のスタッフ。
全員で1つの舞台を形作っているのです。

部員たちは一枚一枚、自分の殻を破っていきます。
ステージにある、まだ見ぬ未開の領域を求めて。

「一人で宝物を探しに行ってくる」。

ステップ
https://www.tuf.co.jp/general?id=147
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2025年1月22日放送回より)