福島県いわき市で、13日、新婚の花婿に冷たい水をかけ、無病息災を祈る「水祝儀(みずしゅうぎ)」が行われました。
真冬の寒さの中、冷たい水をかけられる男性。いわき市沼ノ内地区で400年以上続く「水祝儀」です。もともとは新婚の男性が水をかけられる行事すが、少子化の中、今年の対象者はゼロ。このため、地元の青年会長が、代表して水をかぶることになりました。

沼ノ内青年会・根笹圭悟会長「対象者がいなかったということもあり、僕が沼ノ内の代表としてかぶらさせてもらう」
いわき市沼ノ内区長・鈴木昭一さん「明治時代にこのお祭りを一度やめようとなったが、やめた時に火事が起きた。大火が村の中で」
水をかける役の男性4人は、盛り上げようとわざとじらし、水をかけられる子どもも…。

地元の子ども6年生「気持ちいいです」
TUF水津邦治アナウンサーも…。

水津アナ「今年もご利益ありそうです」
冷たい水は、3回に分けてかけられますが、最後は豪快に頭からかぶせられて儀式は終了。
沼ノ内青年会・根笹圭悟会長「例年水が3~4人で分散するんですが、今回は僕ひとりということですべて集中したので、とっても寒い早く風呂に入りたい。僕がかぶったことによってこの地区のみなさんが無事に一年過ごせればかぶったかいがあるのかなと思います」











