今回訪問するのは川俣町の川俣高校。

紹介する部活は「フェンシング部」です。
創部34年で部員は7人。

毎年インターハイなど全国大会に出場し、日本代表として海外の大会に出場する選手も輩出しています。

スローガンは、「BEST OF THE BEST」。

「最高の中の最高」を目指し、いまは3月に行われる全国高校選抜大会の予選に向けて、日々技を磨いています。

県内の高校ではフェンシング部があるのは2校。

川俣町は、ふくしま国体でフェンシング競技の会場となったのがきっかけで、盛んになりました。

中学校などにもフェンシング部があるほど、身近なスポーツなんです。

チームをまとめるキャプテンの松本悠詩選手は、川俣高校の生徒会長でもあるそうです。

松本さん
「中学からフェンシングを始めて、高校が川俣高校でフェンシングが有名な高校なので入部しました。」

フェンシングは、「剣」を使ってポイントを競うスポーツですが、特徴が異なる3つの種目があります。

「フルーレ」は、相手の「胴体のみ」が得点になる「有効面」で、剣の先端で突いて点を競います。
「エペ」は同じく突きのみで、相手の「全身」が有効面となります。
「サーブル」は「上半身全て」が有効面で、突きと斬りで競います。

どの種目もスピードと戦略が求められます。

練習は、フットワークを鍛える基礎練習から始まります。

顧問の和田貴子さんは、自身も川俣高校フェンシング部OG。
選手時代はインターハイ「エペ7位」。
全国屈指の実力者です。

和田顧問
「私達の時に輝かしい結果が取れたように、また川俣高校がそうゆう時代になって欲しいと、卒業生として思います。」

基礎練習の後は試合に近い、「実践練習」を行います。

チームのエース、本間日向選手は小学校の時からフェンシングを始めました。

本間さん
「相手を攻めるのが得意です。相手を後ろのラインまで追ってアタックするのが得意です。」

本間選手はリーチの長さを生かし、遠くの間合いから繰り出す技が持ち味。

去年のインターハイでは、全国の強豪を相手に5位に入賞しました。
今後が期待される選手です。

フェンシング部の今後の目標を聞きました。

『インターハイに出場して、ベストな成績を取ることです。頑張るぞ!おー!』

ステップ
https://www.tuf.co.jp/general?id=147
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2025年1月8日放送回より)