福島県西郷村など、県内各地で違法な盛り土が確認され、問題になっています。こうした違法な盛り土に目を光らせるため、ドローンを使った空からの監視が始まります。

この講習会は、ドローンを使った盛り土の監視が県内で始まるのに合わせて、初めて行われました。講習には、今年度から新たに配置された県の砂防巡視員と盛り土監視員あわせて13人が参加しました。

講習会では、監視に使うカメラ付きドローンの前進や横移動、そして回転など、基本的な操縦方法を学んでいました。県は、これまでの目視での監視に加え、ドローンによる監視を取り入れることで、より詳しく盛り土の実態の把握に努め、対策の強化につなげる考えです。

県都市計画課・櫻澤一朝副課長「ドローンを活用することで、上空から広い範囲を見渡すことにより、どんなことが行われているか全体像をしっかりと把握できる」

ドローンを使った盛り土の監視は、12月から行われます。