東京に住む福島県内出身者や、県内にゆかりのある人たちでつくる「東京福島県人会」の代表が31日、内堀知事を訪ね、浜通りの復興などについて意見を交わしました。

内堀知事を訪ねたのは、会長の安斎隆東洋大学理事長を含む東京福島県人会のメンバー35人です。

懇談では、県人会のメンバーから浜通りの復興などについて要望が寄せられました。これに対し、内堀知事は、双葉郡の若い世代の人口を増やすことが重要だと述べ、学習環境や職場、病院の整備など、県が一体となって復興を推進する必要があると述べました。

東京福島県人会は、現在およそ600人の会員がいて、年に1回の福島県訪問や会員同士の交流など活動を続けていくということです。