福島県の製造業で働く若手社員が内堀知事と意見を交わすトークセッションが24日に開かれ、就職を希望する高校生も参加して、仕事の魅力などについて、理解を深めました。

このトークセッションは、製造業で働く魅力を高校生にPRしようと、福島県が開きました。参加したのは内堀知事と福島キヤノンで働く若手社員、それに福島南高校の2年生で、「ものづくりの仕事の魅力」や「安心して働ける環境の大切さ」について、意見を交わしました。

「就職先を選ぶのに最も重要だと思うこと」という質問に対し、高校生が、それぞれの意見を発表しました。

福島南高校の2年生「(仕事の)内容がいいと長く続けて仕事することができる。それがやがて私生活の充実にもつながると思う」

また、高校生たちは若手社員に様々な質問をして仕事への理解を深め、進路を決める際の参考にしていました。

内堀知事「県内にはすばらしい企業、事業所、工場、お店がある一方、県外にも素敵な場がある。両方選択肢として考えながら自分自身のすばらしい未来を切り拓いてほしい」

県では今後も、高校生を対象にものづくり企業への見学会を実施するなど、就職先の選択肢を広げる取り組みを進めていくことにしています。