今年も残すところあと1か月あまり。福島県喜多方市にある木之本漆器店では、いま、干支の人形づくりが最盛期を迎えています。
この人形は、会津特産の桐の木くずや、喜多方ラーメンの小麦粉を練り合わせて作られています。形を作って1週間ほど乾燥させたあと、蒔絵で使う細い筆で色付けします。

今年はおよそ10種類が用意されていて、中でも桜をあしらった華やかな白い午(うま)の人形が人気です。また、店によりますと、TUFで放送しているドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」の影響もあってか、例年より売れ行きはいいということです。
木之本漆器店・遠藤久美さん「(ドラマを)見ていて興奮しますし、元気をもらえるので、この勢いのまま来年も走り抜けたらいいなと思ってます。『すべてうまくいく』という縁起もありますし」
お店では、新作が次々と生まれていて、店頭では新しい午の人形と出会えるかもしれないということです。干支の人形づくりは来年1月まで続きます。











