パリ・パラリンピック陸上女子400メートルの決勝が日本時間の7日夕方行われ、福島市出身の佐々木真菜選手が、2大会連続の7位入賞を果たしました。
日本時間の7日夕方行われたパリ・パラリンピック陸上女子400メートル(視覚障害T13)の決勝に出場した福島市出身で東邦銀行の佐々木真菜選手(27)。初めて出場した3年前の東京大会では7位。悲願のメダル獲得を目指しますが、レースは序盤からハイペースで展開し、徐々に先頭から離されます。
それでも最後まで懸命に前を追い続け、今シーズンの自己ベスト58秒35でフィニッシュ。2大会連続の7位入賞を果たしました。
【佐々木選手 決勝直後のインタビュー全文】
「東京パラでは無観客開催となってしまったんですけど、こうして大歓声の中、走れるということで滅多にないことで、自分にとってすごく幸せだったなと思います。この中でもっともっと声援に応えたかったなという部分もあるんですけど、まずは決勝という舞台で走れたということ、自分を褒めたいと思いますし、ここまで私一人では来られなかったので、本当にたくさんの方に支えていただいて、この舞台に立つことができたと思っているので、本当に感謝しています。(大歓声のなか、シーズンベスト。この記録については?)そうですね。400メートルの自己ベストが57秒50という記録なんですけど、それが2年前の記録となっていて、なかなか自己ベスト更新が難しくなってきたなという思いもあるんですけど、東京パラからのこの3年間で、身についてきたものはやはりちゃんとこうやってレースの中で見せることができるようになってきたのかなと思っているので、そういうところでは自分のこれからの自信にもなりますし、もっともっと頑張りたいなと思っています。(これからの目標は?)まだまだ400メートルというところで、トップレベルの選手たちはやっぱり速いなーというのはあったんですけど、私ももっともっとまだまだ、まずは56秒台を目標にしているのでそこをクリアしてから、徐々にしっかり、トップレベルの選手たちと競えるようになって、また、メダル目標に掲げているのでそこに向けてしっかり練習を積んでいきたいなと思います。(レベルの高いT13クラスで戦う上でどういうところを上げていきたいですか?)1位の方って何秒でしたっけ?(53秒55)あー、そうですね。やはり54秒台を持っている選手だったり、55秒0台を持っている選手がいたんですけど、こうして世界記録を更新されたということで、もっとさらにレベルが高くなってきていると思うんですけども、その中で戦っていく中で、やはり持久力とスピード自体はついているんですけど、今以上にもっとつけていかなくちゃいけないなというのもありますし、私の場合はレース展開がまだまだ、安定はしてきているんですけど、さらにしっかり400メートルをトータルして速く走れるようにならなければならないと思っています」










