8月1日、福島県会津若松市でビルの解体現場の足場が倒れた事故で、原因は、ビルの梁が足場側に落下し、足場が倒れたとみられることが新たにわかりました。

この事故は、1日、会津若松市中町の商業ビルの解体工事現場で、高さ10メートルの足場が、幅35メートルにわたり倒れたものです。

関係者によると、解体していたビルの梁が誤って足場側に落下し、足場が倒れたとみられることが新たにわかりました。

当時現場では、重機2台を使い、梁を内側に引っ張りながら解体を行っていましたが、何らかの原因で重機から梁が外れたということです。解体工事は当初7月までに終わる予定でしたが、機械の故障で遅れていました。関係者は、「安全対策が不十分だった」と話しています。