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渡辺選手は東京出身、東野選手は北海道の出身で、バドミントンの強豪・福島県富岡町の富岡第一中学校で出会いました。2011年の東日本大震災で被災したあとも、2人は避難先となった猪苗代町で練習を続け、その年に初めてペアを結成。2人は、ペアを組む相手がいない「余り者同士」でした。
翌年にはジュニアの国際大会で3位入賞を果たし、その後、高校は富岡高校(原発事故の影響で2017年休校)に進み、2人はチームの中心選手として活躍。以前、渡辺選手は福島に対する強い思いをこう語っていました。
渡辺選手「競技に集中する環境を整えてくれたのが福島県の方々ですし、感謝してもしきれないくらい、バドミントンの競技力もそうですけど、人間的にも自分は大きく育ててもらった6年間だったので、やっぱりバドミントンの結果として福島のみなさんに恩返しをしたいなっていう気持ちが一番強いです」










