1万5000円の治療薬に感染者は…
川井院長「この中のゾコーバというお薬を使うことが可能です。薬局で1万5000円ほどかかります。ご希望ある方にはお出しをしています」
感染者「いいかな(笑)」

今年4月から、治療薬の公費による支援がなくなったことで、患者の負担が大きく変わりました。そのため、服用を断る人も出てきていますが、こちらのクリニックでは、基礎疾患があるなど重症化のリスクがある人には治療薬を進めているといいます。
一方、現在は手足口病やヘルパンギーナなどの感染症も増えていて、咳止め薬などが不足しています。
薬剤師・石澤拓也さん「薬は全体的に供給がいま不安定になっているところはあるが、やはり特に風邪薬関係、咳止めとか去痰薬が不足している」

ふくしま木もれ日クリニック・川井巧院長「熱が出ている、せき、鼻・のどが痛いというような風邪を思わせる症状がある方は、ぜひ改めてマスクなどは気を付けていただいて、できる限り人に会うところを避けていただくというのが一番大事になると思う」
川井院長は「今後も2、3週間程度は新型コロナの感染拡大が続くのではないか」と話しています。