「うちの畑貸してあげるから」家族みたいな苗木とともに
遠藤さん「(義父が)富岡から来たんだって、ブルーベリー作ってたんだって言ったら、喜多方で『うちの畑貸してあげるから、また作りなよ』っておっしゃってくれた方がいたので」
多くの仲間の農家から支援を受け、2013年に、喜多方市でブルーベリーの栽培を再開しました。

遠藤さん「ここの第2農園はほとんど、福島県内にいる農家さんからいただいた木でやっております」
農園ではいま、およそ400本のブルーベリーを栽培しています。
遠藤さん「一時期途切れたんですけど、またいつもの夏がやってきたことは、心の安定にもなりますよね。『ブルーベリーの夏が来た、やらなきゃ』と、なんというか落ち込んでいられない」
そして、農園にはふるさとの思い出も…。
遠藤さん「これが富岡から持ってきた木です」
ひときわ大きな木は、富岡町の農園から運び、植え替えたものでした。

遠藤さん「私たちのブルーベリー生活と共に歩んできた苗木なので、家族みたいなものなので、行ってこいって感じですね。みんなのお腹を満たしてきなさいって感じですね」