福島県いわき市では15日、海の日に処理水の海洋放出について考えるイベントが開かれ、雨にもかかわらず多くの人たちが訪れました。
これ以上海を汚すな!市民会議・武藤類子さん「海の日のきょう、私たちは傷つけられてもなお、恵みを与え続けてくれる海に心からの感謝を捧げます」
イベントは、地元の若者たちによる太鼓の演奏で始まり、集まった人たちはそれぞれの立場で意見を述べて、処理水の海洋放出について意見を交わしました。
また、ステージでは海を守ることをテーマにした歌も披露され、処理水の放出に反対を訴えました。最後に「海と命を守るために、声をあげていく」という、宣言で締めくくられました。
主催した団体では放出が続く限り、来年以降もこうしたイベントを「海の日」に行うとしています。
処理水放出をめぐっては15日現在、通算7回目の海への放出が行われていて、16日に終了する見通しです。










