「君の心と財布にいるよ」

記念館では、交代を惜しむ声が聞かれました。

来館者「残してもらいたいっていうのが私の気持ち。野口さんというのは別格なんですよ、私らの年代からみると」
来館者「弟子から上司に変わるというのは、ちょっと違和感もあるような気がするけど、新しいお札も見せていただいて、心に残る一日ですね」
来館者「いま(展示を)見てきたけど、寂しいよね。なくなって。でも、まだまだなくならないだろうから…」

野口英世記念館・森田鉄平さん「野口博士は今度の北里柴三郎博士と大変ゆかりのある方でございますし、細菌学者としても大変功績のある方でございます。これからも野口博士の功績を皆さんに伝えていきたいと思います」

県民にとっては、寂しさも残る紙幣の刷新。そんな私たちに「本人」は、こう呼びかけました。

「私はいつでも、君の心と財布の中にいるよ」

「君の心と財布の中にいるよ」