この時期、収穫を迎える福島県会津美里町特産の高田梅。今年は、春先の不安定な天気などで、近年まれに見る不作となっています。

ゴルフボールほどの大粒の実が特徴の「高田梅」。一大産地の会津美里町の選果場では、10日から今シーズンの稼働を始めました。高田梅は、通常のウメと比べ高値で取り引きされることから、別名「青いダイヤ」とも呼ばれています。

しかし、今年は町の特産品で“ある異変”が起きています。

JA会津よつば・小池雄太郎さん「高田梅についても裏年(果実が少ない年)であると。生産者の方の反応を見ても、今年はだいぶ実が付いていない」

それが、歴史的な不作です。10日に選果場に運び込まれたのは、180キロと例年の3分の1ほどに留まりました。町内の農家を訪ねてみると…。