地域のための活動をしながら定住を目指す宮城県利府町の地域おこし協力隊員に新たに3人が任命されました。

利府町の地域おこし協力隊員に任命されたのは、石井航さん(35)と鐵潤さん(52)、それに佐藤竜さん(24)の3人です。石井さんは、農家として特産品の「利府梨」の生産に携わります。

鐵さんと佐藤さんは、観光と漁業の連携で地域活性化を目指す「海業」の担い手として民宿で働きながら漁業や観光客誘致などに取り組みます。3人とも仙台市から住民票を移し移住します。

石井航さん:
「ナシをあまり食べたことがない人にも食べてもらえるような立派なナシをつくっていきたい」
鐵潤さん:
「まず横のつながりをしっかり持っていきたい。それで利府町の観光の商品を作り、いろいろなものをみんなで考えて利府町のためになれば」

利府町には現在、3人のほかに11人の地域おこし協力隊員がいるということです。3人は、最長で3年間、隊員として活動します。