蘇ったヒーロー
そして、去年9月22日。実に355日ぶりに1軍の舞台へ。
蘇ったヒーローの姿に、球場は沸き立ちました。

守屋アナ:
引退会見のときにも、あの打席が一番印象に残ってるという話でしたけど。
銀次さん:
あれは一番印象残ってますね。あれはもう・・・、誰も味わえないと思います。すごかったですね。
ネクストバッターからバッターボックス歩いていくときには、ちょっとウッてきました。やばいやばい、でも抑えて抑えて。
引退の決断まで
守屋アナ:
引退を決められたというところで、実際に来シーズン契約しないと球団から言われた時はどういうご心境だったんですか。

銀次さん:
その時点ではもう・・・、これも言っていいのかわかんないんですけど、その時点では、わかりましたと言って、自分はまだできる自信もあるし、やりたいですと、他でやります、というふうには、その時点で言いました。

守屋アナ:
そこから決断までの間には何があったんですか。
銀次さん:
そこからですね、いろんな人に連絡して、相談を受けてもらい・・・。もちろん家族とも話し合って、冷静になって将来を考えたときに、いや、「東北にやっぱり残るべきだな」っていう。もうスパッと、18年間楽天イーグルスさんでやらせてもらったことをすごく感謝して、そこで終わるのもいいんじゃないかって、それもかっこいいんじゃないかって。
 
   
  






