清本邦彦さん:
「2回地震があったんですよ。1回目が収まってもう終わったかなと思ったら2回目がズドーンと来て。それが終わったら5分くらいで津波が来た」

地震の直後、清本さんは自宅の2階に避難。そこで津波を目の当たりにしました。

清本邦彦さん:
「すぐ2階に上がって避難した。母親の手を引っ張って。そこから海を見ていたら、2階まで来るんじゃないかと思って、一瞬ダメかなと思った」

自宅1階の壁の津波の跡は、地面からおよそ2メートルの場所に残っていました。

清本邦彦さん:
「よく東日本大震災など見ていたが、あれほどではないかもしれないけど、本当にすごい。改めて津波の怖さが分かった。ここまで来たらもう無理だなという感じ。また(津波が)来るかもしれないし、(家を)直したとしても。この辺は怖くて住めないね。そういう考えでいる、今はもう」

後藤舜キャスター:
地震の5分後に津波が来たということは、やはり避難の時間はほとんどなかったということですね。