13日と14日、全国一斉に「大学入学共通テスト」が行われます。
これを前に仙台市内の試験会場で準備が行われました。

このうち、去年4月に新設され初めて大学入学共通テストの試験会場となる東北学院大学五橋キャンパスでは、職員が教室の机に受験番号が書かれたシールを貼るなどして準備を進めていました。新型コロナの5類移行により今年から受験生にマスク着用の義務はなくなりました。

東北学院大学 牧野悌也入試部長:
「コロナ以前の態勢にほぼ戻ったという風に考えて良いと思う。今日しっかり休んでいただいて、あす元気に会場に向かってもらえれば」

東北学院大学 牧野悌也入試部長

共通テストをめぐっては2022年、試験会場となった東京大学前で、受験生が切り付けられた事件があったことから、東北学院大学は警察と協力して警備を強化することにしています。宮城県内の試験会場は11カ所で出願した8047人が13日と14日の2日間、試験に臨みます。

また、仙台市交通局は、多くの受験生の利用が見込まれる地下鉄仙台駅と川内駅に試験の開始前と終了後の時間に合わせて駅員を増員し対応にあたることにしています。