宮城県丸森町に残る棚田の四季折々の風景を撮影した写真展が町内で開かれています。

棚田は、山の斜面につくられた田んぼのことで丸森町に残る「沢尻の棚田」は、景観の美しさなどから日本の棚田百選に選ばれています。会場には、写真コンテストに応募があった83点の作品が展示されています。

特選に選ばれたこちらの作品は、赤く色づいたモミジ越しに棚田の風景を捉えました。

また、棚田を管理する大槻光一さんが選んだ代表賞には、外国人研修生と地元の高校生との交流を捉えた作品が選ばれました。

特選に選ばれた岩淵千晴さん:
「訪れた時は稲刈り後だったが、その中にも秋を見つけようと思って撮りました」

沢尻の棚田を管理する大槻光一さん:
「(棚田を)世間に広めていただきたい思いで作品を選んだ」

18日は、コンテストの表彰式も行われ入選した人たちに賞状が贈られました。

この写真展は、丸森町の八雄館で12月26日まで開かれています。