就職氷河期世代を対象にした宮城県職員の中途採用試験が始まりました。平均倍率は56.1倍となっています。]


この中途採用試験は、バブル崩壊後の景気低迷期に就職活動をしていたいわゆる「就職氷河期世代」を支援しようと行われていて、1970年4月2日から86年4月1日までに生まれた人が対象です。県庁や県警の事務職員など4つの職種あわせて10人ほどの採用枠に対し561人が受験を申し込み、平均倍率は56.1倍となりました。

宮城県人事委員会事務局 佐藤淳総務課長:
「これまで社会で様々な経験を積んできた人たちが多いので、将来の宮城県のために力を発揮してほしい」

1次試験の結果は12月22日に発表されます。2次試験は来年1月6日から行われ、下旬には合格者が発表されます。