宮城県産の養殖カキについて、県漁協は、猛暑の影響で身入りが遅れているとして、今シーズンの出荷日を例年より1ヵ月遅い10月30日とすることを決めました。

これは、22日、石巻市で行なわれた養殖カキの品質検査会で決まったものです。検査には、県内35カ所からむき身のサンプルが持ち込まれ、身の大きさや、品質が落ちる原因となる卵が残っていないかを調べました。その結果、多くのカキが卵を持っていることが分かり、今シーズンの出荷日を10月30日に延期することになりました。猛暑により、7月下旬から海水温が例年より5度ほど高く、成育が遅れているということです。

県漁協かき部会 阿部輝喜部会長:
「殻の大きさは自慢して出荷できるが、中身がまだ弱いところがある」

県の指針では、生食用カキの出荷は毎年9月29日と定められていますが、県漁協は、その年の成育状況によって解禁日を決めています。10月30日の出荷解禁は、震災の影響を受けた2011年のシーズン以来です。