宮城県立精神医療センターを移転させ、名取市内に民間の新たな精神科病院を誘致する県の計画について、県は、13日の審議会で募集要項の修正案を示しましたが、委員からは「公募は時期尚早」との意見が大半を占めました。

13日夜の県精神保健福祉審議会では、前回に続き県の計画やその進め方に対し、委員から反対意見や怒りの声が次々に上がりました。県は、名取市の県立精神医療センターを富谷市内に移す代わりに、名取市内に民間の新たな精神科病院を誘致する計画を打ち出していて、条件をより厳しくした募集要項の修正案を提示しました。

しかし、委員からは「移転を前提とした話し合いには乗れない」などと反発が相次ぎ、結局「公募は時期尚早」との意見が大半を占めました。

県精神保健福祉審議会 富田博秋会長:
「話の進み方そのものに審議会の委員は反対あるいは不信感を持っている。ぜひ(知事に)お会いして直接伝えて考えを検討し直してほしい」

委員からは、精神医療センターを名取市内に建て替える逆提案がなされましたが、県は「土地が建て替えには適していない」などと応じるに留めました。