6月2日と3日、宮城県内は大気の状態が非常に不安定になり、特に2日は仙台市内などでひょうが降りました。

2日 仙台市内でひょうが降る
1センチほどのひょう


多賀城市内でひょうを撮影した人も思わず、
「何でこんなのが空から落ちてくるの」と驚きを隠せませんでした。

「何でこんなのが空から落ちてくるの」

そこで、雨とも雪とも違う「ひょう」はどのようにして降ってくるか解説します!

2日から3日にかけて、日本海北部から北海道付近の上空を、気象用語で「寒冷渦」と呼ばれる強い寒気を伴った渦が通過していきました。
その寒気の強さは、宮城県の上空5500メートル付近で氷点下18度ほど。平年より5度前後低くなっていました。
一方、2日の午前中は晴れ間が広がり、地上では白石で最高気温25.4度を観測するなど、夏日となった所もありました。実はこの地上と上空との気温差が大きければ大きいほど、「大気の状態が不安定」になるのです。

暖かい空気は軽く、冷たい空気は重いという性質があります。
つまり2日から3日にかけては、空気の下の層が軽く、上の層が重いという状態で、例えるならだるまを上下逆さにしたように「不安定」になっていたというわけです。