獣医師・田中さん、飼育業務も行います!
田中悠介さん:
「結構バタバタと動きますよ、あっち行ったりこっち行ったり」
さっそく向かったのは、イルカのプール。
田中悠介さん:
「ボディチェックって呼んでるんですけど、飼育員スタッフがメインなんですけど、僕も一緒にやらせてもらっています」

現在、うみの杜水族館の獣医師は田中さん1人。バンドウイルカやカリフォルニアアシカといった海獣とよばれる海の生き物を担当するチームの一員です。
田中悠介さん:
「いま、体温測ってました。夜の間に結構いろいろ起きることがあるので、朝の一番最初に」
動物に、けがや病気が見つかれば「治療」をしたり、体調管理のための採血をしたりと「健康管理」が獣医師の主な仕事ですが、田中さんは飼育員とともにエサ作りなど飼育業務も兼務しています。

この日は、イルカやアシカなどのエサ、およそ70キロを1時間かけて準備しました。
田中悠介さん:
「日々、楽しいんですよ本当に。なんで、そうやって生きものと接する楽しさもそうですし。本当、なんていうんでしょう、宝の山じゃないですけど興味が尽きない感じですね」

水族館の獣医師になって13年となる田中さん。獣医師になろうと決めたきっかけは何だったのでしょうか?