東日本大震災をテーマにしたアニメ映画「すずめの戸締まり」が、28日、映画の中でも登場する宮城県気仙沼市で上映されました。上映後には新海誠監督が舞台あいさつし震災を描いた思いについて語りました。
観客:
「監督が来てくれるということですごく楽しみ」

気仙沼市民会館で開かれたプレミアム上映会。客席1000席は、上映30分前にはすべて埋まりました。

「すずめの戸締まり」は、地震で母親を亡くした高校生、鈴芽(すずめ)が「災い」がやってくる扉を閉じるため、日本各地を旅する冒険物語です。気仙沼市の「道の駅大谷海岸」をモデルにしたシーンも出てきます。国内では観客動員数1110万人、興行収入147億円を突破する大ヒットを記録しています。

上映後、会場には新海誠監督が登場。上映会を企画した有志の会が、新海監督に手紙を送ったことで実現しました。