全ての医療機関で入院・外来診療ができるよう支援

医師は重症化リスクの高い感染者について発生の届け出を保健所に出さなければなりませんでしたが、必要なくなります。また、入院患者は原則、感染症指定医療機関が受け入れ、外来も特定の医療機関で診療や検査が行われてきましたが、今後は、より幅広い医療機関に拡大されることになります。県は、最終的には全ての医療機関で入院や外来診療ができるよう支援するとしていますが、医療関係者からは不安の声も聞かれます。

松島病院 丹野尚院長:
「当院はたいして大きくない建物の中に急性期病棟と2つの高齢者施設と産婦人科病棟も一緒にあって急性期病棟の一角には妊婦さんや新生児もいる。そういう中でコロナ(患者)を入院・治療するスペースはどうやりくりしてもちょっと難しい」

後藤キャスター:
今の段階では、どこの医療機関でも入院や診療を受けられるわけではないということですね。そして、気になるのが医療費ですが。