新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類となったことを受け、宮城県が軽症者向けに確保していた宿泊療養施設の運営が、8日で終了しました、
このうち、仙台市宮城野区のビジネスホテルでは、8日朝、8人の療養者が退所し、宿泊療養施設としての運営を終えました。その後、スタッフが体温計などの物品を運び出したり張り紙をはがしたり撤収作業を行いました。

宿泊療養施設の責任者:
「感染拡大防止のために適切に療養して頂けるように環境整備をすることに日々取り組んできた。(役目を終え)ひとまずは安心」

県によりますと、新型コロナ陽性者のための宿泊療養施設は、これまでに県内16か所で運用され6万1400人以上が利用したということです。軽症者向けの宿泊療養施設の運営は8日で終わりますが、重症化リスクが高く介護が必要な高齢者向けのケア付き宿泊療養施設は最長で9月まで延長されます。