新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に引き下げられたことに伴い、宮城県内で外来診療を受けられる医療機関は19か所増え、720か所になりました。

これは、8日の定例会見で村井知事が明らかにしたものです。

5類移行に伴い県は、新型コロナの感染者を、幅広い医療機関で受診できるようにすることを目指していて8日から、外来診療に対応する医療機関はこれまでよりも19か所増え720か所になりました。県は「外来対応医療機関」としてホームページで医療機関名を公表していますが、720のうち150余りの医療機関は患者が殺到することを懸念し公表を控えています。

村井知事:
「医療機関としては、ほかの患者も診なければいけないので、どうしても慎重な対応をせざるを得ないのはやむを得ない。おそらくどんどん受け入れてくれる医療機関は増えると思う」

村井知事

5類移行に伴い、入院できる病床数も622床から最大1010床に拡大しています。村井知事は「新型コロナウイルスが絶滅したわけではないので油断せず慎重な判断を続けてほしい」と呼びかけました。