大相撲で、宮城県栗原市出身の力士、時疾風(ときはやて)が十両昇進を決めました。宮城県出身の関取誕生は28年ぶりで、「自分の相撲が取れれば結果はついてくる」と今後の活躍を誓っています。

十両昇進が決まった時疾風:
「うれしい。ドキドキもあるがここからだという気持ち」

時疾風は栗原市出身の26歳。春場所は東幕下三枚目で4勝3敗と勝ち越し、十両昇進が決まりました。

時疾風:
「やっと上がれたという感じ。楽しみ。しっかり体力をつけていきたい」

時疾風は、栗駒中学校の相撲部で活躍。当時、指導していた菅原一禎さんは29日、本人から電話があり十両昇進の報告を受けたということです。

中学時代の恩師 菅原一禎さん(50):
「おめでとうと良く頑張ったねと声をかけた。稽古についてはまじめで真っすぐにしっかり目標を持って頑張る生徒だった」

菅原一禎さん

また、菅原さんは時疾風が3年生のときクラスの担任も務めました。

中学時代の恩師 菅原一禎さん:
「真っ向勝負してどんどん前に出る相撲を取って頑張ってほしい。左四つになったら絶対負けない力士になってほしい」

小牛田農林に進学し3年生の時のインターハイで個人3位の成績を収めた時疾風。今年2月には、母校を訪問、相撲部の後輩たちを激励したといいます。

小牛田農林相撲部顧問 北村直樹さん(28):
「ケガのしない体作りをしてもらって、しっかり十両以上で闘えるようひとつひとつ勝ち星を増やして、上を目指して頑張ってもらいたい。部員たちも頑張らないといけないという励みにもなる」

小牛田農林相撲部顧問 北村直樹さん

2019年の春場所で初土俵を踏み着実に力をつけてきました。

時疾風:
「宮城は震災があったので、これで少しでも勇気づけられて、盛り上げられればいい。(来場所は)勝ち越しはもちろん、自分の相撲を取りきる。それができればおのずと結果はついてくると思う」

宮城県出身の関取誕生は仙台市出身の五城楼以来、28年ぶりで今後の活躍が期待されます。