東日本大震災から12年を迎えるのを前に、宮城県南三陸町では、震災前の街の様子を写真で振り返る企画展が開かれています。
震災伝承施設「南三陸311メモリアル」で開かれているのは、震災前の町の様子を写真で振り返る写真企画展です。

町の観光協会が企画したもので、住民や観光客などから寄せられた写真に提供した人の思い出も記され、壁一面に張り付けられています。

小学校の運動会の写真や、海上の釣堀の写真などおよそ300枚が並びます。

訪れた人:
「ここは地元十日町の公民館。私が建築したのでよく知っている。ああ懐かしい人居たなと」
「見て、思い出して、忘れないことが一番だと思うね」


会場には志津川地区の街並みの再現模型も展示されています。

企画展は5月15日まで開かれています。